iTunes Storeを効率的にブラウジングする方法

さっき偶然発見して感動しました.もしかすると既出のtipsかもしれませんが私は今まで知りませんでした.

よく見慣れた通常のiTunes Storeは以下のような感じです.

でも例えば,ここからApp Storeのゲーム(アクション)カテゴリに行くには,画面のいろんな場所をクリックする必要があってちょっと面倒くさいです.

ここで,ツールバーの[表示]->[ブラウザを表示]をクリック(Command + Bでも可)すると...


iTunesで音楽を聴くときにおなじみの「ブラウザ」で,iTunes Store内を移動することができるようになります.*1

通常のアイコン表示モード?だと,アイコンによってクリック前にアプリの内容が類推できるかわりに,数十件ごとにスクロールして画面の下のページャーのボタンをクリックする必要があります.それに対してブラウザモードだと,画像を読み込まずナビゲーションもシンプルなので,iTunes Store内をサクサク移動できて,あるカテゴリに存在するアプリがたとえ数百件あったとしても,一度に読み込むことができます.各アプリの詳細ページを表示するのは,各行のアプリ名の横の,小さい「→」をクリックで出来ます.

また,人気順や作成者などの属性でソートしたりも簡単に出来ますし,人気度が棒グラフで表示されるので,順位だけでなくアプリ間で人気にどのぐらい差があるのかが直感的に分かる利点もあります.

余談

ブラウザモードでApp Storeの任意カテゴリのアプリを人気度(おそらくダウンロード数の相対値で決まる)順に表示すると,App Storeでのアプリの人気度の分布は,典型的にかなりロングテールなのが分かります.上位1割に入れた幸運なアプリ以外は度数がゼロであることから察するに,ほとんどダウンロードすらされないアプリが大量にある可能性があります.

実態は大方そうだろうと予想していたものの,それがこういう形で可視化されたことで,iPhoneアプリ開発者にとっては,一般的に言われているゴールドラッシュなイメージ*2とは違う,競争の激しい世界なのだと再認識しました.

もしくは,それだけプロモーションが大事,ということなのかもしれません.

*1:通常のiTunes Storeの表示に戻すには,もう一回 Command + B を押すか,ツールバーの[表示]->[ブラウザを隠す]をクリック

*2:ジョークソフトで何十万円儲けた,とか