進学先研究室の決め方をどうやって思いついたか

この間書いた私はこうやって進学先の研究室を決めました - yanbe.logで当時とったアプローチを、そもそもどうやって思いついたか思い出しました。

たしか私が中学生のころに「グスコーブドリの伝記」というアニメ映画を観て、それは宮沢賢治が書いた同タイトルの童話をアニメ化したものだったのですが、

そして、いろいろな本を一山ブドリに渡しました。ブドリは仕事のひまに片っぱしからそれを読みました。ことにその中の、クーボーという人の物の考え方を教えた本はおもしろかったので何べんも読みました。またその人が、イーハトーヴの市で一か月の学校をやっているのを知って、たいへん行って習いたいと思ったりしました。

宮沢賢治 グスコーブドリの伝記

多分このシーンが印象に残っていたから、先のエントリで論文誌において似たようなアプローチをとったのだと思います。この後ブドリは文中で出てくる学校に入学するのですが、私が大学(学部)に入学するまでは、大学とはこういうところだとイメージしていました。今考えるとかなりナイーブですが。

過去の自分の経験がどこでどう影響してるかわかりません。