はてなに必要なのは女性のサービスクリエイターだと思う

先ほどから、「普通の人に使ってもらえるようなサービス」を企画するにあたって何が必要か考えていたのですが、それは女性のサービスクリエイターなのではないかという考えに至りました。
Googleの検索プロダクトおよびユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデント、つまり自社プロダクトをユーザに使ってもらう部分の品質の責任者である、Marissa Mayer(マリッサ・メイヤー)さんは女性です。(google:マリッサ・メイヤー)あとFlickrの2人の創業者のうち片方も女性だったはず.
あと私は国内SNSミクシィがユーザ数をあれだけ伸ばした要因は、(ナビゲーションも含めた広義の)サイトデザインによるものが大きい思っているのですが、ミクシィの初期のサイトデザインも、いくつか候補がある中から女性社員の意見を参考に決定されたんですよね(要出典)。今となっては当然のようなあのオレンジ色を基調としたデザインですが、重要なのはSNSといった概念があまり一般的でない当時に、あのデザインを自信を持って選べるセンスだと思うのです。
もちろん男性でもBloggerやTwitterを構想したEvan Williams氏みたいな例もあるので一般化には慎重にならなければなりませんが、少なくとも、上手くいくチームを編成するには多様なバックグラウンドをもった人を集めることが大事だと、Joel Spolsky氏もソフトウェア開発者採用ガイドの中で言ってます。
いずれにせよ、普通の人に使ってもらうには、個々の機能を充実させることももちろん重要ですが、なんとなく使ってて楽しいとか、そういうユーザーエクスペリエンスの部分を科学できる人も必要な気がしています。