Vim.app(MacVim)に環境変数を追加する方法

Web上で入手できる、Mac上で動作するVimの配布版にはいくつか種類があります。私は、日本語を入力する必要がある場合は、ことえりの入力モードを良きに計らってくれる以下の配布版を使用しています。

ニュース: Mac OS X 10.4/10.5用 MacVim7.1.166 universalバイナリ - splhack - OSDN

しかし、この配布版はデフォルトではbashの個人設定ファイルである$HOME/.profileを見てくれません。なので、MacPortsでインストールしたソフトウェアのPATH(/opt/local/bin)が通っていなかったりして困ることがあります。私はVIM-LaTeXが必要とする外部コマンド(platex等)を呼び出せなくてはまりました。

Vim.appは実際は /Applications/Vim.app/Contents/MacOS/Prelude という起動スクリプトを呼び出すことで起動しているので、これを修正することでMacPortsplatex等、デフォルトのPATHに無いコマンドをVim.app上から呼び出すことが出来るようになります。

/Applications/Vim.app/Contents/MacOS/Prelude (5行目に挿入)

#!/bin/sh
APPPATH="${0%/*}"
export DYLD_LIBRARY_PATH="$APPPATH/lib" \
	VIMRUNTIME="$APPPATH/../Resources/vim/runtime"
[ -f $HOME/.profile ] source $HOME/.profile #この行を追加
exec "$APPPATH/Vim" -g "$@"

4/29 20:24 追記: $HOME/.profileファイルが存在する場合のみ読み込むように変更