外国からパッチが届きました
SourceForgeで私が運営しているプロジェクトであるプロジェクト: qrcode にバグ修正パッチが届きました。
具体的には、QRコードの位置合せパターン ―― 左上,右上,左下の目立つパターン以外の、主に画像のゆがみを補正するためのパターン ―― を検出する時にNullPointerExceptionが発生する可能性があるバグを見落としていました。ダサいバグだ。。。
しかし、数行の修正ではあるものの、「外部の方からソースコードを実際にコミットしていただいた」という事実は、私にとってはこれが初めての経験なわけです。
自分がやっていることに関心を持ってもらえて、なおかつそれを行動で示して貢献してくれたというわけで、正直とても嬉しかったです。
メールの内容(英語)によると、外国のR&Dの会社に勤めていらっしゃる方のようです。本名で所属組織も明らかにした上でのコンタクトは、自分がやっていることに自信を持っているからこそできることだと思います(もちろん国による文化の違いもあると思いますが)。そしてメールでのバグの指摘は簡潔で明確。尊敬です。
How To Become A Hacker - Japanese より
ハンドル名にまつわる問題については、もうちょっと詳しく書いておきましょうか。ハンドルの陰にアイデンティティを隠すのは、クラッカーや、warez d00dz や、他の下等な生の形態に特徴的な、子どもじみた愚かな行動です。ハッカーはこんなことはしません。かれらは自分たちがやることに誇りを持っていて、それに本名で関わろうとします。だからもしあなたがハンドルを持っているのなら、それをお捨てなさい。ハッカー文化において、それはあなたにとって敗者の印にしかならないでしょう。
まさにここで言及されている、ハッカー的な振舞いだと思います。(原文に書いてある内容はちょっと極端にも思えますが)
ところで、この前にあった(別の方の)メールでのコンタクトも英語でしたし、自宅のサーバーにも結構な回数で日本語→英語の翻訳をかけたリファラーの形跡があるんですよね。せっかくだから勉強がてらに英語のリソースも準備しようかなぁ。