優秀なソフトウェア開発者を採用する方法

今日本屋に行ったらこの本を衝動買いしてしまいました.

ソフトウェア開発者採用ガイド

ソフトウェア開発者採用ガイド

Joel on Softwareで有名なJoel Spolsky氏の新刊です.どうやったら優秀なソフトウェア開発者を採用出来るかという,ソフトウェア企業の人事担当者向けの本なのですが,学生が読んでも〈採用する側がどういうことを考えているのか分かるので)割と面白い本だと思います.ちなみにJoel on Softwareはまだ読んでません.読んでおくべき本としてよく挙げられている気がするのですが,実務としてソフトウェアを開発してない人にも楽しめる内容なんでしょうかね..
この本,今読んでいる途中なのですが,今まで読んだ内容から察するに,企業の人事担当者がどういう採用戦略をとっているかを見ることで色々分かることがありそうです.具体的には,面接官の方がこちらにどういう質問をしてくるか,またこちらの質問にどう応えるか反応を見ることで,どういう人を採用しようとしているか,つまり近い将来同期になるであろう人たちがどういうタイプの人になるか,大体予想出来そうです.そんな感じで一方的に面接するんじゃなくて,お互いに面接し合うぐらいで望めば良いし,ミスマッチ防止にも役立つんじゃないかと思います.ちなみに,本文では通常の採用面接以前に,インターンシップを通じて学生を囲い込むことのメリットや重要性も語っていたりします.
もちろんアメリカ西海岸での採用活動が背景なので,日本でどのぐらい当てはまるかは未知な部分が多いですが,少なくとも私はこういう採用方法をとっている企業があったら応募してみたいと思いました.
しかし最近買った本(一つ前のエントリ)と今日買った本の内容を比べると,自分の進路について揺れてるのが行動に現れてておもしろいと思いました.